明治座『忠臣蔵』初日前囲みレポート!上川隆也、藤原紀香、高橋克典らが登壇!

俳優の上川隆也さん、藤原紀香さん、高橋克典さんらが12月11日、東京・中央区の明治座で行われた舞台『忠臣蔵』のプレスコールと囲み取材に出席しました。あす12日から明治座公演がスタートし、2026年1月からは名古屋、高知、富山、大阪、新潟をまわります。

座長・上川隆也「想像力で補填し合った」稽古場を振り返る

『忠臣蔵』は、江戸・元禄時代に実際に起こった仇討ちを題材にした名作で、赤穂浪士たちが繰り広げる義と葛藤と信念の物語。歌舞伎『仮名手本忠臣蔵』などで取り上げられて以来、何度もドラマ化や映画化、舞台化されています。今回は“令和版 忠臣蔵”として、主演の大石内蔵助役を上川さん、大石の妻・りく役を藤原さん、吉良上野介役を高橋さんが演じます。演出を手掛けるのは、映画『ケイゾク』やテレビドラマ『TRICK』シリーズなどで有名な堤幸彦氏。

囲み取材で初日を前日に控えた気持ちを聞かれた座長の上川さんは、「一言、緊張と高揚感、それに尽きます」と胸の内を吐露。

舞台の演出について、「背景の描写にLEDを利用して、さまざまに配置を変えながら物語を進行していくのですが、その舞台の上には柱もなければ床もない。全くの『素(す)』の空間の中に、LEDだけが輝いて背景を映し出しているという状況で。稽古場から一貫してその状態で僕らは稽古を続けてきました」と説明。

「今僕らが『何を目の当たりにして、どんな空間を共有して、何を描こうとしているのか』というのを、みんなで想像し合いながら、補填し合いながら、ここまでやって参りました。その気持ちを一つにする作業、一つの絵をみんなで作り上げていく作業に、何より労力を重ねて描き出した物語です。そこに皆の力を注ぎました」と振り返りました。

りく役の藤原さんは、「本当にこのキャスト、アンサンブル含め、全員がこの物語に気持ちを没頭・没入しているという感じが見て取れます」と語り、「あとは初日を待つばかりですね。『いざ!』ということです」と意気込みました。

また「上川座長が赤穂側の義士と積み重ねていく、お芝居以外のところでのやり取りであったり、吉良側の武士たちが吉良さまに質問したりだとか、所作や立廻り以外のところでも、本当に良い感じで雰囲気ができていて、和気あいあいとしています。緊張感ある中でのその感じが、とても微笑ましいものでした」と、雰囲気の良さを明かしました。

藤原紀香の「和気あいあい」に高橋克典が“待った”! 「殺してやると言われ続け…」

しかし吉良役の高橋さんは、「今、藤原さんが『和気あいあい』とおっしゃっていましたけど、なんせ私は討たれる方ですから、全く和気あいあいとしていません(笑)!」と反論。「最初に大勢のみんなが私の目の前で、『あいつを殺してやる! 殺してやる』って大声で言っているのを1か月間、見てきましたので。これを本番で全て返してやろうと思っています(笑)。死なないかもしれません!」と会場を笑わせました。

さらに吉良という人物について高橋さんは、「幕府と朝廷の間に入ってですね、生前は江戸と京都をもう何回も何回も行ったり来たりして。ものすごく尽力してるんですね。地元では愛されている」と語り、「(吉良の)どこが悪いんじゃ? と。『俺は何をした?』と。『忠臣蔵』という話をよくよく考えてみてください! 僕は敵(かたき)じゃないですよ! 辛抱足らん若者がね、勝手に斬りつけてきよった」と、途中から吉良の気持ちになりきって、吉良の心情を語りました。

最後に上川さんは、「今回ならではの視点で描き出す『忠臣蔵』、何か発見していただけたら僕らとしても本当にうれしいです。誠心誠意込めて上演いたしますので、各キャラクターたちの、心のこもったお芝居をぜひ目の当たりにしていただきたいと思います。お待ちを申し上げております」とアピールしました。東京公演は明治座であす12月12日から。

■舞台『忠臣蔵』公演情報:公式サイト
https://chushingura-ntv.jp/

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コティマム

パラコネニュース編集長。元テレビ朝日芸能記者。現在も『ENCOUNT』や小学館『DIME WELLBEING』『Yahoo!ニュースエキスパート』など有名媒体で歌舞伎や舞台、芸能イベント、企業・経営者を取材中。芸能人や著名人などインタビュー経験多数。執筆記事1.2万本以上。取材は5300回以上。パラコネニュースでは“バズり”を知っているインフルエンサーやライターが、“次にバズる”最新情報をお届けします♪

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