
気づけばあっという間に11月下旬。来月はクリスマスです。みなさんはもうクリスマスケーキの予約はされましたか? 「まだこれから!」という方は、神奈川・横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズのクリスマスケーキはいかがでしょうか。
今回はパラコネニュース編集が取材した横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ『2025年のクリスマスケーキ発表会』の模様をご紹介します。
「妥協はしたくない」3年空席だったペストリーシェフの座
「外は猛暑ですが、この会場だけはクリスマス気分を味わっていただくために冷房をキンキンにしています」という総支配人のユーモアあふれる挨拶で幕を開けた今年の発表会。しかし、その和やかな雰囲気の裏には、ホテル側の並々ならぬ決意が隠されていました。
実は横浜ベイシェラトンのペストリーシェフのポストは、約3年もの間、空席となっていました。それは「我々が納得する人材が現れるまでは、ペストリーシェフとは呼ばない」という、妥協を許さないホテル側の強いこだわりによるものでした。
その3年間の沈黙を破り、満を持して着任したのが佐藤 浩一(さとう ひろかず)シェフです。

佐藤シェフは、銀座『マキシム・ド・パリ』を経て渡仏し、『パティスリー・サダハル・アオキ・パリ』の創業時からスーシェフ(副料理長)として活躍した実力派。「素材本来の美味しさを活かす」「洗練されたシンプルなデザイン」を得意とし、この8月に着任したばかりです。
「原価は気にせず、好きな素材を使え」
挨拶に立った佐藤シェフからは、驚きのエピソードが明かされました。就任にあたりホテル側からかけられた言葉は、「原価は気にしなくていいから、好きな素材を存分に使ってくれ」というもの。
「フランス時代、師匠である青木さん(サダハル・アオキ氏)が、値段を気にせず美味しい素材を好き勝手に使って作っていた時のイメージが湧いてきました」
そう語る佐藤シェフが、このクリスマスのために選んだ究極の素材。それが伝説のカカオ『チュアオ』です。

2025年 新作クリスマスケーキ 3選
それでは、佐藤シェフの感性と技、そしてホテルの本気が詰まった3種類のケーキをご紹介します。
1. 伝説のカカオを味わう『チュアオショコラ』

価格:8,500円(15cm)
佐藤シェフが「一番力を入れた」と語るのがこのチョコレートケーキです。使用されているベネズエラ産カカオ『チュアオ』は、世界的に希少価値が高く、ヴァローナ社の高級チョコの倍以上の価格がするという代物。

「野生味のある強いカカオ感」が特徴ですが、クリスマスケーキとして家族みんなで楽しめるよう、あえてミルクチョコレートをブレンドし、マイルドかつ奥深い味わいに仕上げています。層になったキャラメルクリームや、アクセントのヘーゼルナッツのキャラメリゼが織りなすハーモニーは絶品です。

(ちなみに、佐藤シェフは巨人ファンだそうで、ベネズエラ出身のラミレス元監督とGMのつながりでこの希少なカカオが手に入ったという裏話も!)
2. バター不使用の極上スポンジ『あまおう苺のショートケーキ』

価格:12,000円(25cm×8.5cm)/ハーフ 7,000円
「ショートケーキを食べた!」という満足感を追求した一品。特筆すべきはスポンジ生地です。バターを一切使わず、代わりに生クリームを使用することで、驚くほどしっとりとし、口溶けの良い食感を長時間キープすることに成功しています。

ホテルの購買力を活かして確保した最高品質の『あまおう』を2段にたっぷりとサンド。クリーム、スポンジ、苺のバランスが計算し尽くされた王道のケーキです。
3. 遊び心あふれる『ホワイトツリー』

限定20台/価格:30,000円
「写真映えと遊び心」をテーマにした、高さ25cmの特大ツリー型ケーキ。ヴァローナ社のホワイトチョコを使用したバニラ香るシャンティクリームの中には、苺とスポンジが何層にも重なっています。

ユニークなのは、ツリーの幹や土台に見立てたチョコレート部分。ドライフルーツやナッツが散りばめられており、佐藤シェフいわく「食べ終わった後にカチ割って食べたり、砕いてホットミルクに溶かしてホットチョコレートにしても美味しい」とのこと。一度で二度美味しい、サプライズな仕掛けが施されています。
開業以来の伝統を守る「シュトレン」と「クグロフ」
新作ケーキに加え、開業から27年間焼き続けられている伝統の発酵菓子も健在です。ベーカーシェフの森広竜司氏は、「パン屋という仕事を好きになること」が長く愛される秘訣だと語ります。

- シュトレン(3,800円):8月からドライフルーツを漬け込み、熟成させてから店頭に並ぶこだわりの品。「クリスマス当日に食べるのではなく、少しずつ食べながら当日を待ちわびるのが本来のスタイル」と森広シェフ。

- クグロフ(M 1,300円 / L 1,700円):王冠のような形、斜めに通った柔らかな曲線が印象的な、フランス、アルザス地方でお祝いやお祭りの際に登場する伝統的なお菓子です。陶器の型でじっくり焼くことで、しっとりとした独特の香りをまとわせています。

- クリスマスハンパー(12,000円):ベーカーシェフ 森広 竜司が手掛ける、毎年大人気のシュトレンやシャンパン(G.H.MUMM)、選りすぐりの逸品をバスケットに詰め込んだクリスマスを彩るハンパーは、ホームパーティーにも、また大切な方への贈り物としても最適です。
新シェフを迎えて新たなステージへと進んだ横浜ベイシェラトンのクリスマス。今年の冬は、世界で磨かれた技と最高級素材のケーキで、特別な夜を過ごしてみてはいかがでしょうか。
予約情報
横浜ベイシェラトンの「本気」が詰まった2025年のクリスマスケーキ。特に『チュアオショコラ』や限定の『ホワイトツリー』は早めの完売が予想されます。
- 予約受付期間:2025年10月1日(水)~12月14日(日)
- 引渡期間:12月20日(土)~12月25日(木)
- 場所:ペストリーショップ「ドーレ」(B1F)
- お問い合わせ:レストラン総合予約 045-411-1188


