革命的な『冷凍握り寿司』が新登場!レンジでチンして“シャリは温か、ネタはひんやり”を実現!


2025年11月1日、東京に本社を置く株式会社ニックスインターナショナルは、これまでの冷凍寿司の常識を覆す新商品として、特許取得済の技術を用いた『レンジでお寿司 』の第二弾として『レンジでお寿司 冷凍握り寿司』を発売しました。


食品業界が抱えるフードロス削減や人手不足といった課題の解決、さらには災害時などの緊急時の機会損失の最小化に貢献することを目的としたこの商品は、”レンジで温めて食べる生寿司”というキャッチーなコンセプトを掲げており、他にはない画期的な商品として注目されています。


長年、回転寿司チェーンやスーパー向けに水産物を提供してきた同社が、なぜこの『冷凍握り寿司』の開発に至ったのか、そしてその画期的な技術とはどのようなものなのか。開発担当者に取材してきました。

開発の背景:人手不足とフードロス問題への「解」

ニックスインターナショナルによると、この冷凍寿司は、従来の飲食店の課題解決を目指し、”製造工程の簡素化”、”フードロス削減”、”人手不足解消”の3点を主要な目的として開発されました。
開発のきっかけについて、株式会社ニックスインターナショナル 代表取締役社長・高濱信也氏は「人手不足が深刻化する中、従来の寿司職人の技術に頼らず、誰もがいつでも、どこでも美味しい寿司を手軽に食べられるようにしたい。」と、語りました。


さらに、食品業界で深刻な問題となっているのがフードロスです。特に寿司などの生鮮食品は、季節や天候、立地によって売れ行きが大きく変動し、見込み違いによる廃棄が大きな課題となっていました。

同社の『冷凍握り寿司』は、スライス・計量・成型までを工場で手作業で完了させて急速冷凍しています。これにより、店舗での加工作業や仕込みの手間を大幅に削減できるほか、販売状況に応じて解凍の時期を調整できるため、食品の廃棄リスクを最小限に抑えることが可能になります。
近年、海産物の不漁や価格の高騰、米の価格も上がっており生産したものをロスなく使用できることは冷凍寿司の大きなメリットの一つです。

画期的な技術:「シャリは温か、ネタはひんやり」の秘密

この新商品が従来の冷凍寿司と一線を画すのは、特許技術(特許第7737750号)による”シャリは温かく、ネタはひんやり”という最高の状態を電子レンジで実現できる点です。


ただこの開発も苦悩の連続で「通常、電子レンジで解凍する際に熱は”端から”熱が伝わります。シャリは、ちゃんと温めないとご飯のふっくらさが感じられず、それに合わせるとネタが加熱させすぎてしまう…。このバランスが難しかったです。」と高濱氏は語りました。


開発の際にポイントとなったのは、ネタの風味や食感を損なわないCAS凍結技術と、独自の容器の設計です。

一般的な冷凍技術では、冷凍・解凍時に食品の細胞を傷つける”ドリップ”が発生し、食感が損なわれてしまいます。それを解決するため同社は、長年の海産物を取り扱うグループ会社でも採用されているCAS(Cells Alive System)凍結技術を使用しました。これにより、解凍も生寿司に近い風味や食感を再現することに成功しました。


解凍時に、シャリは温めたいがネタは冷たいままに保たなければならないという相反する課題をクリアするために、容器にも着目し自社開発することになりました。電子レンジの加熱ムラがないよう”丸形”の容器は、すぐに採用されましたがなかなか”シャリは温かく、ネタはひんやり”が再現されず試作の容器のみ、高濱氏のデスクに溜まっていったそう…。そんな時に、積み重なったたくさんの容器をみて高濱氏は「重ねてみたらどうだろう?」という、”シャリは温かく、ネタはひんやり”の最大の難関を突破するアイディアをひらめきました。

大きさのことなるプラスチック容器を重ね、間には水を入れることでレンジの加熱でシャリだけを効率よく温め、ネタは保護できる構造になっているとのことです。

この技術は特許申請を行いましたがその際に高濱氏は「容器を重ねただけではないか…?」と不安で弁理士に相談したところ「誰もが思いつきそうで思いつかないことが特許になる」として、弁理士からは大絶賛をいただいたと語りました。


開発に苦労し、時間がかかっても”誰でも手軽にシャリは温かく、ネタはひんやりの美味しい冷凍寿司を届けたい!”という、高濱氏の熱い思いが実った瞬間です。


食べ方も手軽!家庭での利用シーン

気になる『冷凍握り寿司』の食べ方は、非常に簡単で電子レンジがあればトータル約10分ほどで食べることができます。

<解凍方法>電子レンジ 500Wで2分40秒〜2分50秒加熱し、レンジから取り出し後にさらに7〜8分蒸らしてお召し上がりください。

約10分ほどの解凍時間のうち、蒸らし時間がほとんどのため加熱時間は約3分弱で、本格的な握り寿司を自宅で楽しむことができます。共働き世帯や単身者など、調理の手間を省きたい層にとってはまさに救世主的な商品と言えるでしょう。


現在は、『レンジでお寿司 冷凍手まり寿司』はホテルや飲食店で好評だそうです。また、今後は展望として、冷凍庫の定番商品となることを目指し、スーパーやコンビニの冷凍食品コーナー、さらにはギフト需要にも注力していくとのことです。

実際に、冷凍寿司を食べてみましたが臭みがなく、シャリはふっくら、ネタはしっかりとそれぞれの素材の味が感じられ、言われなければ冷凍だと分からないくらいの美味しさでした。
コンビニやスーパーでも気軽にお寿司を買うことは出来ますが”シャリは温かく、ネタはひんやり”の冷凍寿司はまるで、握りたてのお寿司のようでした。

販売情報

  • 新商品: 『レンジでお寿司 冷凍握り寿司』
  • 販売開始: 2025年11月より
  • 販売先: 生協、通販、ネットスーパー等で随時取扱予定。

業界の常識を覆す!ニックスインターナショナルの挑戦に注目

現在はお寿司を食べようと思った際に、お店に食べに行くか、コンビニやスーパーで買うことが多いと思いますが今後は、”冷凍庫にストックしておく。”ことが選択肢として増えそうです。
ニックスインターナショナルが開発した『冷凍握り寿司』は、単なる新しい商品ではなく、食品流通におけるフードロス、人手不足、オペレーション負荷といった今後の課題に対し、革新的な技術により需要が広がっていくことでしょう。今後の販売経路の拡大も見逃せません!

この記事を書いた人
にん

調理師歴15年の料理のプロ。保育園、病院での調理経験により「生まれてから最期までの食事」が作れる。保有資格は調理師、栄養士、薬膳指導者®︎、日本中医薬膳師®︎
美味しくて体に良い食事。を作る、見つける、食べることが得意。

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