坂本美雨さん、『ディア・フレンズ』30周年ライブで竹原ピストルさんとデュエット

(photo 前康輔)

ミュージシャンの坂本美雨さんが12日、東京・千代田区の劇場『I’M A SHOW(アイマショウ)』で、「TOKYO FM開局55周年記念『ディア・フレンズ30 th Anniversary LIVE』」を開催。ゲストにシンガー・ソングライターの竹原ピストルさんを招き、トークとライブを繰り広げました。

(photo 前康輔)

TOKYO FM『ディア・フレンズ』は1995年4月にスタートした音楽トークバラエティー番組。これまでに飯星景子さん、坂上みきさん、石井竜也さん、恵俊彰さん、赤坂泰彦さんがMCを務めてきました。坂本さんは2011年10月から『坂本美雨のディア・フレンズ』(月~木曜午前11時30分)として6代目MCを務め、10月に15年を迎えます。今年30周年を迎える『ディア・フレンズ』では歴代最長MCです。

『ディア・フレンズ30 th Anniversary LIVE』は、TOKYO FM開局55周と『ディア・フレンズ』30周年を記念したライブイベント。この日、『ディア・フレンズ』のオープンニング曲とともにピンク色のワンピース姿で登場した坂本さんは、「パーソナリティーの坂本美雨です。いつも私はスタジオにこもっていますので、こうしてリスナーの皆さんのお顔が拝見できて、同じ空間にいることができて本当にうれしいです」とあいさつ。歴代のMCを振り返り、「10月で15周年を迎えます」と報告しました。

(photo 前康輔)

また「ラジオは20歳頃から他局でやらせていただいて、本当に鍛えていただいて、いろんな番組を担当してきました」と語り、「30歳の時に(『ディア・フレンズ』から)スカウトいただいて、ゲストの方を毎日お迎えするスタイルは初めてだったので、『できるのかぁ』と不安でしたが、その不安と共に30代が始まり、いつの間にか30代が終わり、その間に結婚、産休などなど……本当に人生を共に歩んできたなと思っています」とこれまでの道のりを懐かしみました。

竹原さんは他のゲストに嫉妬心「僕が出た時にはない“楽しそうな笑い声”が…」

(photo 前康輔)

この日はステージ上ながら、いつもの『ディア・フレンズ』のようなリズム感で進行。坂本さんがMCを始めてから約3000回近い放送があった中で、今回は番組に4度ゲスト出演している竹原さんがステージに登場しました。普段Tシャツ姿の竹原さんが襟付きのシャツを着ていたことから、「Tシャツじゃない!」と驚く坂本さん。竹原さんも「僕なりの精一杯の、“ちゃんとした格好”で立たせていただいております。おめでたい席だと思うので」と会場の笑いを誘いました。

(photo 前康輔)

竹原さんは、「俺は長尺でしゃべっている割にうまいことが言えていなくて……」と4度の番組出演を振り返り、「坂本さんはそういう話でも優しくテンポ良く、ポンポンと相槌を打ってくださる。俺が『結局、何を言っているかわからなかったな……』と不安になった時に、『きっと、こういうことが言いたかったんだよね』と整理してくださる。『そう! それが言いたかったんです』ってスッキリできる、大切な時間です」と、坂本さんに感謝。「新しいアルバムを出した時とか、宣伝も兼ねて(テレビやラジオに)出させていただくこと多いですが、うまく言えないことも多いんです。(『ディア・フレンズ』に出演して以降は)インタビューで全部同じことを答えています(笑)。これが完璧な回答なので、坂本さんの言葉でずっと答えています」と明かしました。

(photo 前康輔)

また竹原さんは、『ディア・フレンズ』の他のゲストに嫉妬することもあるとか。「少し前まで全国ツアーを回っていたのですが、車の中でラジオをつけたら『ディア・フレンズ』が始まりまして。その時のゲストの方と坂本さんのトークを聞いていたのですが、正直、僕がゲストで出た時には聞かせてくださらないような“楽しそうな笑い声”で……」と伝え、「すげえ……なんでしょう。もう、はっきりとした嫉妬といいますか。『こんな笑い方するんだ』みたいことになっちゃって」と嫉妬心を明かし、客席からは笑い声が。「でも、このイベントに竹原ピストルを呼んでくださったじゃないですか! 『こういう時には、俺を呼んでくれるんだなぁ』って、もうめちゃくちゃうれしかった」と、ホッとした様子を見せました。

(photo 前康輔)

突然の“やきもち”を告げられた坂本さんは、「ピストルさんには尊敬がすごくあるから、完全な素で、ゲラゲラ笑う状態にはなれないというか……。全身で“今のピストルさんの状態”を吸収したい! 全部受けたい! という感じで」と説明。「友人が来る時は和気あいあいとやるんですけど、やっぱりちょっと姿勢が違いますね」と語り、「今度からピストルさんがゲストの時は、もっと大きく笑いますね!」と宣言しました。

全11曲で魂の叫びを披露 坂本さんとのコラボは『もしもピアノが弾けたなら』

(photo 前康輔)

ステージでは、竹原さんの学生時代の様子や趣味の落語やボクシングの話など、トークを展開。『ディア・フレンズ』で実際に使用されている質問箱を使ったリスナーからの質問コーナーなども行われました。

トーク後は、ライブステージの時間へ。竹原さんは「今日はこういう貴重な機会を本当にどうもありがとうございます! 精一杯歌わせていただきます。竹原ピストルと言います。どうぞよろしくお願いします!」とあいさつ。ギターを担ぐと、「最初の歌は、『逃がしてあげよう』という歌でして、『しんどいな』と思ったら、『まずゆっくり休もうぜ!』っていう、とんでもねぇ、当たり前のことを歌っている歌でございます」と、落語家のような滑らかな口調で説明し、パワフルな歌声で会場をわかせました。

(photo 前康輔)

その後も『椿の花は尚赤い』、フォークバンド・野狐禅(やこぜん)時代の『カモメ』や、『月明り』『I miss you…』、ビートたけしの『浅草キッド』のカバーなど、次々と熱唱。また、和歌山県のライブハウスで話しかけてきた実在のファンについてつづった『LIVE IN 和歌山』や、CMでもおなじみのヒット曲『よー、そこの若いの』、大切な人を想って創った祈りの曲『Amazing Grace』など、魂を込めた叫びが詰まった歌声で全11曲を披露しました。40分近いステージに客席からは自然と手拍子が沸き起こり、フレーズを一緒に歌うなど盛り上がりを見せました。

(photo 前康輔)

竹原さんの歌声をステージ袖で聴いていた坂本さんは、「涙を抑えるのがすごく大変で……。今日はちゃんとお化粧もしているのに……」と圧倒され、感謝を伝えました。さらにピアノ伴奏で、坂本さんと竹原さんが1曲コラボレーションを披露。俳優の故・西田敏行さんの名曲『もしもピアノが弾けたなら』をデュエットすることに。

(photo 前康輔)

竹原さんが「すごく大好きな曲で、自分もライブでカバーさせてもらっているんですが、シンプルにこの歌を坂本さんのお声で聴きたかった!」とコラボ理由を伝えると、坂本さんは「恥ずかしい……うれしい……」と照れ笑い。「リハーサルの時もそんな風に言っていただいて、『是非本番でもう1回言ってください』って言いました(笑)」とエピソードを明かし、会場から笑いが起こりました。

(photo 前康輔)

透明感のある伸びやかな坂本さんの歌声と、力強くパワフルな竹原さんの声が重なり合い、原曲とはまた違った厚みのある『もしもピアノが弾けたなら』をパフォーマンス。

(photo 前康輔)

その後は坂本さんが自身のオリジナル楽曲『かぞくのうた』や、4歳の頃に家族で見た映画『ネバーエンディング・ストーリー』の主題歌『The NeverEnding Story』を熱唱。美しい高音がホールに響きました。

(photo 前康輔)

ラストに『ディア・フレンズ』で実際に流れるエンディングテーマが流れ始めると、「改めましてTOKYO FM開局55周年記念、『ディア・フレンズ』30周年『30th Anniversary LIVE』、竹原ピストルさんをゲストにお迎えしてお届けしました! 本当にあたたかい時間ありがとうございました」とパーソナリティー風にあいさつ。会場は熱気に包まれたまま幕を閉じました。

この記事を書いた人
コティマム

パラコネニュース編集長。元テレビ朝日芸能記者。現在も『ENCOUNT』や小学館『DIME WELLBEING』『Yahoo!ニュースエキスパート』など有名媒体で歌舞伎や舞台、芸能イベント、企業・経営者を取材中。芸能人や著名人などインタビュー経験多数。執筆記事1.2万本以上。取材は5300回以上。パラコネニュースでは“バズり”を知っているインフルエンサーやライターが、“次にバズる”最新情報をお届けします♪

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