NEW!梅田の巨大ランドマーク『大ぴちょんくん』が10周年 意外な“中身”を初公開

大阪・梅田のシログチビル屋上に鎮座する、ダイキン工業株式会社の”うるるとさらら”のキャラクター『ぴちょんくん』を模した巨大看板『大ぴちょんくん』。

2014年3月16日の誕生から10周年を迎えたことを記念し、これまで非公開だった内部構造や、看板が記録してきた10年間の「空気の変化」などが、メディア向けに16日に発表されました。

大阪・梅田の空を見守り続けて10年。その内部は可愛らしい見た目とは裏腹に、最新のセンサーとプログラミングが凝縮された「メカニック」な空間。10年間の蓄積データからは、都市部の気候変動も浮き彫りになっています。

鎌倉の大仏に匹敵する巨大看板 その役割は「空気の可視化」

『大ぴちょんくん』は高さ13メートルと、鎌倉の大仏や京都・清水寺の”清水の舞台”に匹敵する高さを誇ります。

一見、なめらかな表面に見える看板ですが、実は内側に約35万個のLEDを使用し、温度や湿度、花粉情報など、目に見えない空気の状態を9色の『空気の顔』で表現します。街ゆく人にタイムリーな空気情報を届ける「役に立つ看板」として親しまれてきました。

また、この9色以外にもハロウィンやクリスマス、バレンタインなど、季節や記念日に合わせてさまざまなデザインを展開。全部で35パターンあります。

今回の取材会で、ダイキン工業・広報宣伝グループの高須友理さんは「500メートル離れたJR大阪駅からどう見えるか、目の太さ一分一分までシミュレーションを重ねて作り上げた」と、その開発の苦労を語りました。

(JR大阪駅からの風景)

初公開の内部は「驚くほどメカニック」

今回、メディア向けに初めて公開された『大ぴちょんくん』看板の内部。

まずシログチビルの8階まで上がり、そこから屋上に出て、さらにはしごを登ります。

看板の内部には、温度・湿度を計測するための「百葉箱」や、看板の色を変えるLED、複雑な制御装置が並びます。

百葉箱からの実測データと、日本気象協会から配信されるPM2.5や花粉、熱中症警戒アラートなどの情報をリアルタイムで統合し、表情へと変換。

高須さんは「中身は生々しいほどメカニック。こうしたこだわりの構造で、日々必死に情報を発信していることを知っていただきたい」と、愛らしい外見を支える裏側の努力を明かしました。

10年のデータが語る「地球沸騰化」と「大阪の連帯」

看板が蓄積してきた10年間のデータを分析した結果、驚くべき事実も判明しました。夏の暑い時期が長期化しており、高温多湿を示す「じりじりレッド」や「あつあつピンク」の出現率が増加。逆に、快適な状態を示す緑色の表示が減少傾向にあるといいます。

また、コロナ禍では大阪府の「大阪モデル」に協力し、警戒状況を信号機のように3色で発信。大阪の街と連動した活動はSNSでも大きな反響を呼びました。

「空気でちょっぴり笑える毎日を」

この日は、3月16日の10周年を記念し、『10周年大ぴちょんくん』のさまざまなビジョンが午後6時15分から公開されました。

たこ焼きや、かに道楽風のデザインに、

ヒョウ柄など、大阪らしいデザインが次々とお披露目されました。

その他にも、花粉情報を伝えるマスクをつけた大ぴちょん君など、

かわいらしい表情と確かな情報で、大阪の空気を守っていました。

また10周年を迎え、ユニクロ梅田店とのコラボTシャツ第2弾の発売や、一般の方ら『新大ぴちょんくんデザイン』を募集するキャンペーンを実施するなど、さらなる盛り上がりを見せています。

「風景化してしまいがちな屋外看板ですが、その場、その時の空気を伝え続けるのが強み。『大ぴちょんくん』を通じて、少しでも空気を楽しく感じてほしい」と語る高須さん。梅田の空を彩る「青いしずく」は、これからも大阪の街の「今」を映し出していきます。

この記事を書いた人
コティマム

パラコネニュース編集長。元テレビ朝日芸能記者。現在も『ENCOUNT』や小学館『DIME WELLBEING』『Yahoo!ニュースエキスパート』など有名媒体で歌舞伎や舞台、芸能イベント、企業・経営者を取材中。芸能人や著名人などインタビュー経験多数。執筆記事1.2万本以上。取材は5300回以上。パラコネニュースでは“バズり”を知っているインフルエンサーやライターが、“次にバズる”最新情報をお届けします♪

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